みなさん、こんにちは。
スピーチの内容はとても感動的で素晴らしいです。
表現が豊かで、感情がしっかりと伝わります。
一部、より自然に聞こえるための修正を提案します。
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みなさん、こんにちは。
皆さんにとって「声」とは、どんな存在でしょうか?
平凡で単純なものだと思う方もいるかもしれません。
しかし、私にとって「声」とは、ただの音ではありません。
それは、過去の私にそっとささやき、光を与えてくれた、風のような存在でした。
今、私はその風に自分の声を乗せ、誰かに届けたいと願っています。
今日は、そんな私の夢についてお話しします。
幼い頃の私は、たくさんの夢を持っていました。
ピアニスト、教師、警察官、科学者…
でも、そのどれもが長く続かず、すぐにあきらめてしまいました。
そんな私が初めて「これだ!」と心から感じた夢、それが声優になることでした。
声優という夢に出会う前、私は心が疲れ切っていました。
学業にも集中できず、自分には何が得意なのか、何がしたいのか全くわからず、
毎日がまるで白黒の世界のように感じていました。
“こんな状況で私は何をすればいいんだろう? 私には得意なことなんかない。”
“きっと無理だ。やりたいことなんてない。”
そう思っているうちに、6年という月日が経ってしまいました。
当時の私は幼く、どうするべきか分からず、ただ迷っていました。
そんな私を救ってくれたのは、アニメの中の声、
そして心を癒し、励ましてくれる声優たちの声でした。
韓国と日本を問わず、全ての声優の声がまるで風のように私にささやき、
「大丈夫、今が始まりだよ。前に進んでごらん!」と語りかけてくれたのです。
その瞬間から、私の心の奥で何かが変わり始めました。
できなかったことを一つずつ学び、足りないものを埋めていくのが楽しくなり、
少しずつ成長していく自分に、胸が高鳴り、嬉しさを感じるようになりました。
韓国の声優、ナム・ドヒョンさんに出会ったことで、
私は自分のやりたいことを見つけ、それを形にしていく楽しさを知りました。
そして、日本の声優、内山昂輝さんに出会い日本語にも興味を持ち、
日本の友達と会話をしたり、日本語で気持ちを伝えることができるようになりました。
これまでの夢は「ここで諦めよう、私には無理だ」と思ってきました。
しかし、声優という夢だけは不思議と一度も「やめたい」と思ったことがありません。
胸を張って言えます。この夢こそが私の人生の道しるべなのです。
だから、今こう思います。
ただ夢を追うだけでなく、
私の声を風に乗せ、誰かに届けたいと願っています。
かつて私を救ってくれた声のように、
今度は私の声が誰かの心を動かし、希望となる風になりたいのです。
そっと舞い上がり、「君ならできる!応援しているよ!」とささやくことができたらと願います。